ジャージャー麺
茹でた麺の上に、豚ミンチで作った肉みそ(炸醤)をトッピングした料理です。
ジャージャー麺は中国発祥の麺料理です。中国では麺料理は一般的に麺とスープで提供されますが、ジャージャー麺はスープがないのが特徴的です。
ジャージャー麺の材料は、豚ひき肉、中国の豆味噌(黄醤)、甜麺醤です。日本では、唐辛子や豆板醤が加えられることもあります。
甜麺醤は一般家庭にはあまり置いていないので、私は代わりに赤味噌を使います。
上にはネギ、もやし、キュウリなどの野菜がのっています。
岩手県には「盛岡じゃじゃ麺」という名物料理があります。
盛岡じゃじゃ麺は、日本に住む中国人が日本で手に入る材料を使ってジャージャー麺を再現したと言われています。
岩手の盛岡じゃじゃ麺の特徴は麺です。中華麺の代わりにきしめん(平打ちうどん)を使います。
同様に、韓国にはジャージャー麺から派生したチャジャンミョンという麺料理があります。
チャジャンミョンは甜麺醤の代わりにチュンジャン(春醤)を使うため、黒色をしています。これは辛味はなく甘い味がします。
材料(3人分)
- 豚ひき肉(300g)
- にんにく(8g)
- しょうが(8g)
- 豆板醤(10g)
- 唐辛子(ひとつまみ)
- ごま油(12g)
- ☆赤味噌(90g)
- ☆醤油(30g)
- ☆砂糖(60g)
- ☆酒(60g)
- ☆水(200g)
- 片栗粉(4g)
- 水(50g)
- 中華麺(3玉)
- きゅうり(90g)
- 紅生姜(適量)
- もやし(100g)
ジャージャー麺の作り方
- 豚ミンチ、にんにく、しょうが、豆板醤、唐辛子をごま油で炒める。
- 赤味噌、醤油、砂糖、酒、水を加えて混ぜる。(このソースは「肉味噌(=炸醤)」と呼ばれます。)
- 火を止め、水で溶いた片栗粉を加えて沸騰させる。
- 中華麺を茹でて水気を切る。
- きゅうりを細切りにする。
- もやしを茹でて水気を切る。
- 中華麺の上にきゅうり、もやし、紅しょうが、肉味噌(=炸醤)を乗せる。
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