鶏飯ってどんな料理?
「とりめし」は大分県で愛されている郷土料理です。炊き込みご飯の一種で、もち米が入っているので冷めてもやわらかく、鶏肉やゴボウの旨みがご飯に染み込んでいて絶品です。
作り方は、鶏肉や野菜、キノコなどの具材を醤油や砂糖で煮て炊いたご飯に混ぜる方法と、具材とご飯を一緒に炊飯器に入れて炊く方法の2種類があります。
具材は鶏肉とゴボウが一般的ですが、椎茸やにんじん、油揚げなどを入れる家庭もあります。
大分県は、1世帯あたりの年間鶏肉購入量が全国トップクラス。日本の国民食ともいえる「から揚げ」発祥の地としても知られています。
から揚げだけでなく、とり天も大人気です。レシピもチェックしてみてください。
鶏飯の材料(5人分)
- 鶏もも肉(200g)
- ごぼう(1本正味80g)
- ごま油(2g)
- 米(225g)
- もち米(75g)
- 水(380g)
- 濃口醤油(20g)
- 薄口醤油(20g)
- だし粉(5g)
- 塩(1g)
鶏飯の作り方
- 鶏肉を1cm角に切ります。
- ごぼうを洗い、包丁の背で皮をこそげ落とします。
- 包丁でごぼうを削ぎます。
- 削ぎ落としたごぼうは、変色しないようにたっぷりの水を入れたボウルに入れます。
- フライパンにごま油を熱します。
- フライパンで鶏肉と水気を切ったごぼうを炒めます。
- ごぼうに火が通ったら、濃口醤油、薄口醤油、だしの素、塩を加え、1分ほど炒めて火を止めます。
- 米ともち米を洗い、炊飯器に入れます。
- 鶏肉とごぼうを米の上に置きます。調味液もすべて加えます。食塩や醤油の入った水に浸漬した米は吸水が悪くなります。そのため調味料は炊飯の直前に加えた方が良いです。
- 水を加え、早炊きモードで炊きます。
- 炊き上がったら蓋を開け、しゃもじですべてを混ぜます。
- 蓋を閉めて10分待ちます。
- お皿に盛り付けます。
※祖母から教わったレシピでは、早炊きではなく普通炊きでご飯を炊いて、炊き上がり時間が15分くらいになった時に具材を入れていました。私は早炊きなので最初から具材を入れます。
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