シンガポールチキンライス
シンガポールチキンライス(海南鶏飯:Hainanese Chicken)は、中国の海南省や広東省、香港、マレーシア、シンガポール、タイで人気の屋台料理です。
この料理は、ナンプラー(魚醤)で味付けしたゆで鶏をご飯の上に乗せて出されます。ご飯を炊くときは、ゆで鶏を作った際のスープを使います。
ナンプラー(魚醤)と鶏肉の風味がご飯に染み込んで、おいしいご飯になります。見た目が地味なので、おいしさが伝わりにくいのが残念です。
国によっては、ご飯を鶏の脂で炒めてから炊くところもあります。鶏肉はローストやフライにして調理することもあり、地域ごとに独特の味や食べ方があります。
シンガポールチキンライスは、スイートチリソースや醤油で作ったソースと一緒に出されます。また、ジャスミンライスを使うと、より本場の味に近づきます。
日本ではタイのカオマンガイと混同されることが多いのですが、タイではタオチオという味噌に似た調味料で作ったソースで作ることが多いです。
(ちなみに日本のチキンライスは、米と鶏肉をバターで炒め、ケチャップで味付けして作ります。)
ナンプラーについてはガパオライスのレシピをチェックしてね!
シンガポールチキンライスの材料(6人分)
- 鶏もも肉 1枚 700g
- ニンニク 8g
- パクチー 3本
- ★ナンプラー 16g
- ★塩 2g
- ★薄口醤油 10g
- ★砂糖 6g
- ★水 800g
- 米 320g
- チキンスープ 380g
- ☆砂糖 36g
- ☆穀物酢 100g
- ☆塩 2g
- ☆すりおろしニンニク 3g
- ☆豆板醤 8g
- 白ネギ 5cm
- トマト
- パクチーの葉 10g
シンガポールチキンライスの作り方
- ニンニクを包丁の背で潰します。
- 鍋にニンニク、コリアンダーの根、鶏もも肉、ナンプラー、塩、薄口醤油、砂糖、水を入れます。
- スープが沸騰したら、中火にし、鶏もも肉を10分煮ます。
- 米を洗います。
- 鶏のスープと米を炊飯器に入れて炊きます。(鶏肉とコリアンダーを取り除き、スープだけを使用します。)
- 鍋に砂糖、穀物酢、塩、すりおろしたニンニク、豆板醤(唐辛子ペースト)を入れ、中火でとろみがつくまで加熱します。出来上がったソースはスイートチリソースと呼ばれます。
- 鶏肉を一口大に切ります。
- 白ネギを細切りにします。
- 米、鶏肉、白ネギ、トマト、コリアンダーの葉、スイートチリソースを皿に盛ります。
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