豚の角煮ってどんな料理??
豚の角煮は、圧力鍋で煮込んだ豚バラ肉です。例えるなら、日本風のスペアリブです。海外では豚の角煮は、日本風の煮豚バラ肉と呼ばれることが多いです。
角煮は味がしっかりついているので、ご飯によく合います。ラーメンのトッピングにしたり、細かく切ってチャーハンの具材にしたり。
このレシピの調味料を倍にして、ゆで卵をスープにしばらく浸すと、おいしい味玉ができます。普通の味玉に肉の味が染み込んで、驚くほどおいしくなります!
調理のコツ
口の中でとろけるほど柔らかい角煮を作るには、少しコツが必要ですが、圧力鍋があれば誰でも上手に作れます。
圧力鍋で作れる料理で一番人気があるのが角煮で、圧力鍋を買ってすぐに作ってみました。
肉は加熱すると65度くらいで硬くなりますが、80度くらいまで温度が上がるとコラーゲンがゼラチン化し始めます。
80度くらいで2時間くらい煮込むと、角煮特有の柔らかい食感になります。
肉が空気に触れたり、温度管理が不十分だとパサパサした食感になってしまいます。
圧力鍋を使うと80度まで早く達し、密閉されているのでパサパサになりません。
煮込む前に豚バラ肉の表面を軽く炙るのは、肉の形が崩れるのを防ぐためと、嫌な臭いや余分な脂を取り除くためです。
(圧力鍋を使わない場合は、調味料を入れる前にたっぷりのお湯で30分ほど煮るのが良いと言われています。塩を入れると肉が柔らかくなりにくくなるからです。)
ちなみに、以前豚ロースで作った時は、肉が硬くてパサパサでした。豚ロースは長時間の煮込みには向かないようです。角煮に使う肉の部位は豚バラ肉が一番良いです。
圧力鍋について
圧力鍋は短時間で食材を柔らかくすることができる便利な調理器具です。 煮込むだけでなく、食材を蒸したり、ご飯を炊いたりすることもできます。
圧力鍋にはガスコンロやIHコンロで加熱する「圧力鍋」と電気を使う「電気圧力鍋」の2種類があります。 ティファールやフィスラーが有名ですが、他にもたくさんのメーカーから販売されています。
圧力はkPaという単位で表され、kPaが高いほど鍋内の温度が高くなり、調理時間が短くなります。
私が使っている圧力鍋はT-falの「クリプソ ミニッツ イージー」です。 内容量は4.5Lです。 これは65kPaで、野菜を蒸すのに5分、魚の骨を柔らかくするのに25〜30分かかります。 スペックはそれほど高くありませんが、何年も故障することなく正常に動作しています。
アイリスオーヤマの電気圧力鍋(KPC-MB3)は圧力70kPa、容量3.0Lです。 調理中に蒸気が出ないのが気に入っています。 また、圧力が抜けるまでの時間も含めた調理時間が画面に表示されるのでとても便利です。
次回購入するときは100~150kpaの高圧モデルを購入したいと思います。
圧力鍋には鍋の2/3程度までしか材料を入れることができません。 豆類は1/3以下の量で調理してください。 一人暮らしの場合は2.5L程度、2人以上の場合は3~5.5L程度が適していると言われています。
また、IHクッキングヒーターをご使用の場合は、IH対応の圧力鍋を選ばないと使用できませんのでご注意ください。
材料(3人分)
- 豚バラ肉 250g
- 生姜 5g
- 白ねぎの青い部分 100g
- ☆しょうゆ 30g
- ☆日本酒 30g
- ☆砂糖 10g
- ☆だしの素 3g
- ☆水 300g
- 辛子 3g
豚の角煮の作り方(*ˊᵕˋ)♡‧₊
①豚バラ肉は6cm四方に切る。加熱すると縮むので、大きめに切る。
②豚バラ肉の表面を焼きます。
③圧力鍋に豚バラ肉、しょうが、ネギの青い部分、醤油、酒、砂糖、顆粒だし、水を入れ、25分加圧する。
加圧中は水分が飛ばないように弱火でキープしてください。
④火を止め、自然に圧力が抜けたら蓋を開けて煮込む。
⑤白ねぎの白い部分をできるだけ細かく切り、煮込んだ肉の上に乗せる。
⑥お好みで辛子をつけて食べてください。
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