牛肉とゴボウのしぐれ煮ってどんな料理?
しぐれ煮は、様々な食材を醤油と生姜で煮込んだ料理です。
時雨煮の歴史は古く、三重県桑名市が発祥と言われています。桑名市は古くからハマグリの産地として知られ、江戸時代には「しぐれハマグリ」が徳川家に献上された記録があります。
時雨煮はもともとハマグリで作られていましたが、保存性が高いことから次第に他の食材で作られるようになり、全国に広まりました。
秋から冬にかけて降る雨を「しぐれ」と呼び、ハマグリが旬の時期であることから、この料理の名前がつきました。現在では、生姜を加えた佃煮を「しぐれ煮」と呼ぶようになりました。
しぐれ煮に似た料理に佃煮というものもあります。両者の違いは、しぐれ煮には生姜が入っていることです。
牛肉とゴボウのしぐれ煮の材料
- ごぼう(2本250g)
- 生姜(8g)
- 牛こまぎれ(オーストラリア産牛肩ロース)(250g)
- ごま油(5g)
- 砂糖(15g)
- 醤油(30g)
- みりん(25g)
- 酒(30g)
- 水(100g)
- だしの素(2g)
和牛や牛バラ肉は脂身が多すぎてこの料理には合いません。
ごぼうについてはきんぴらの記事を見てね。
牛肉とゴボウのしぐれ煮の作り方
- ごぼうを洗います。
- 包丁の背で皮をこそげ取ります。
- 包丁でごぼうを削ぎます。
- ごぼうの灰汁を取るために、削ぎ取ったごぼうをたっぷりの水を入れたボウルに入れます。
- ボウルの水を捨て、再び水を加え、ごぼうを洗って水を切ります。
- 生姜を細切りにします。
- フライパンにごま油を熱し、牛肉、ごぼう、生姜を炒めます。
- ごぼうが柔らかくなったら、砂糖、醤油、みりん、酒、水、だしの素を加えます。
- 水分がなくなるまで煮ます。
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