納豆巻き
納豆巻きは、納豆を具材にした巻き寿司の一種です。巻き寿司は、海苔で巻いて筒状にしたものです。
巻き寿司には、きゅうり、かにかま、卵焼き、かんぴょう、刺身など、さまざまな具材が使われています。
巻き寿司を作るのに使うのは、巻きすです。巻きすは100円ショップで購入できます。
私は納豆が大好きで、休日の朝、炊きたての白米に納豆と卵黄を乗せて食べるのが至福です。
不思議なことに、お酒を飲んだ後は、納豆巻きが食べたくなります。これに賛成する人は多くありません。コンビニで買った納豆巻きに、祖母が作った酸っぱい梅干しを入れるのが大好きです。
納豆巻きに使う納豆は主にひきわり納豆です。私は納豆の風味をより感じられる小粒納豆を使い、醤油とワサビをつけて食べます。
気分によってネギや大葉、キュウリなどを巻くこともあります。
巻き寿司を巻くにはコツがあります。
- 海苔のざらざらした面に具材をのせます。
- 海苔は寿司海苔でも焼き海苔でもどちらでも構いません。海苔には噛みやすいように切れ目が入っている場合もあります。切れ目は巻く方向に対して垂直にしてください。
- 上に寿司飯をのせ、3cmほど奥に残して平らに広げます。
海苔を半分に切って作る細い巻き寿司は細巻きといいます。
巻き簾がない場合は軍艦巻きがおすすめです。これは小さな楕円形の酢飯を海苔で巻いて具材をのせた寿司の一種です。
軍艦は英語で「軍艦」を意味します。軍艦巻きは軍艦に似ていることからその名が付けられました。
納豆の栄養素について
納豆は、蒸した大豆を納豆菌で発酵させた食品です。独特の粘り気と風味があります。
大豆のタンパク質の一部がアミノ酸に分解されているため、消化吸収が非常によいです。
また、ビタミンKとビタミンB2は納豆菌によって生成されます。納豆にはカルシウムや食物繊維も多く含まれています。
納豆には、大粒、小粒、ひきわりの3種類があります。
ひきわり納豆の方がビタミンKが多く生成されます。ただし、粒納豆は100gあたり600mg、ひきわり納豆は100gあたり930μg含まれており、どちらにしてもビタミンK2が非常に多く含まれています。
納豆に含まれるビタミンK2には骨を作る作用があり、カルシウムも豊富なので骨粗しょう症の予防や治療に効果があると言われています。
ビタミンKは血液凝固因子を作るのに欠かせない栄養素ですが、ワルファリンという薬を飲んでいる方は薬の効き目を弱めてしまうので食べないようにしてください。
材料(4本分)
- 米 311g (炊飯後は2.5倍、800gほど)
- ごはん 800g
- 米酢 60g
- 砂糖 30g
- 塩 3g
- 小粒納豆 200g
- 寿司海苔 4枚(19×19cm)
納豆巻きの作り方
- 米を洗い、水とともに炊飯器に入れて炊きます。
- 炊いたご飯に酢、砂糖、塩を混ぜます。
- 海苔の上に寿司飯を敷き、前面から2/3の面積を占めるようにします。
- その上にタレを混ぜた納豆を置きます。
- 手前から巻きます。
- 5分ほど待ってから、6等分に切ります。
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