鯛飯
鯛めしは、焼いた鯛をご飯の上に乗せて炊いたものです。
鯛とご飯は、古来より日本人に馴染み深い食べ物です。「鯛めし」は一年中食べられますが、鯛は縁起の良い魚とされ、お祝いの席でよく食べられます。
現在では鯛めしはこのレシピのように焼いた鯛と一緒に炊いたご飯のことを指します。炊く前に鯛を焼くことで嫌な臭みがなくなり、香ばしい味がおいしさの秘訣になります。
高級料亭では、炊飯器ではなく土鍋で提供され、木の芽や薄切りの生姜を添えて出されます。コース料理の最後に熱いお茶をかけてお茶漬けにして食べるのも格別です。
ちなみに、愛媛県の宇和島や伊予などは鯛の産地として有名です。そこでは生の鯛の切り身を醤油、みりん、卵、ゴマ、だし汁で作ったタレに漬け込み、温かいご飯にかけて食べるのが鯛めしです。
鯛を丸ごと使うと魚の旨みを存分に味わえますが、鯛は骨が多く、とても硬い。そのためお子様やお年寄りがいるご家庭では、ご飯と一緒に炊く前に骨を取り除いてから炊くことをおすすめします。
鯛ってどんな食材??
鯛は日本では昔から縁起の良い魚として知られています。
鯛にはいくつかの種類がありますが、一般的には「真鯛」のことを指します。(海外では「鯛」を「レッドスナッパー」と表記することもあります。厳密には違います。)
真鯛は身が白く締まっていて、あっさりとしながらも旨味が強いのが特徴です。他の魚に比べて臭みや脂身が少ないのが特徴です。
骨が硬いので、食べるときに飲み込まないように注意しましょう。
材料
- ★水 400g
- ★茅乃舎だしパック 1 袋
- 米 320g
- 水 1000g
- 鯛 (220g)
- 塩 4g
- ☆薄口しょうゆ 30g
- ☆みりん 10g
鯛飯の作り方
鯛の鱗と内臓はスーパーで取り除いてもらいました。日本のスーパーでは店員に頼めば無料でやってくれるところがほとんどです。
➀鍋に水とだしパックを入れて火にかけます。
②沸騰したら火を止めて冷まします。
だしは昆布とかつおでとるのがベストですが、茅乃舎のだしも負けないくらい美味しいです。鯛からも美味しいだしが出るので、だしパックを使うと時短になります。
③米を30分水に浸します。無洗米の場合はもう少し長く浸します。
④鯛の両面に塩をふり、20分待ちます。
⑤鯛を魚焼きグリルで6分焼きます。焦げすぎないように火加減を調節してください。
⑥お米の水を切って炊飯器に入れ、だし汁を注ぎます。
⑦薄口醤油とみりんを加えて軽く混ぜます。
⑧鯛をご飯の上に乗せて、いつも通り炊きます。
コメント