じゃがバター
日本語ではpotatoのことをジャガイモといいます。このジャガバターは「インカのめざめ」という品種のジャガイモを使って作られています。
じゃが芋の自然な甘みとバターの風味が絶妙な一品です。 じゃがバターはとてもシンプルな料理ですが、素材の質にこだわることで素材の味を活かした贅沢な味わいを楽しむことができます。
じゃがバターはお祭りの屋台の定番メニューです。 しかし、初めてインカのめざめを食べたとき、その美味しさに感動しました。
食べ始めると止まらない。 ぜひ試していただきたい一品です。
じゃがいもの品種について
ジャガイモは1598年にジャワから長崎県に持ち込まれました。 冷涼な気候での栽培に適しています。 安定して収穫でき、日持ちも長い。
近年では品種改良が繰り返され、多くの新種が登場しています。
ジャガイモは、煮る、焼く、蒸す、揚げるなど、さまざまな方法で調理できます。 品種ごとに食感や味に特徴がありますので、使い分けてください。
男爵:現在でも代表品種として愛され続けている品種。 形は丸くて果肉は白い。 デンプン質でソフトな食感なので、コロッケやサラダなどに適しています。
メークイン:現在では男爵と並んで日本の二大品種の一つとして知られています。 形は細長い楕円形で、果肉は黄白色です。 粘りがあり煮崩れしにくいので煮物に適しています。
きたあかり:見た目は男爵によく似ていますが、中身は黄色です。 黄色なのはカロテンが含まれているためです。 ビタミンCも他の品種に比べて多く含まれており、健康的なジャガイモとして人気があります。
とうや:形は丸く、果肉の色は淡い黄色です。 他の一般的な品種に比べて生育が良く、早く収穫できます。 味がまろやかで崩れにくい。
ホッカイコガネ:フライドポテト用に育成された品種。 煮崩れしにくいので、おでんなどの煮物にも適しています。
インカのめざめについて
アンデス地方で珍重されていた小粒品種を北海道の栽培条件に合わせて改良し、2002年に種苗登録されました。主な生産地は北海道十勝地方の幕別町です。
小粒の品種で、果肉の色はオレンジに近い濃い黄色です。 カロテン含有量はキタアカリの約7倍と豊富。 でんぷん含有量は18%で、デンプン質と粘着質の中間くらいです。煮崩れれもしにくく調理がしやすい品種です。
栗やさつまいもに似た濃厚な風味と滑らかな食感が特徴です。
通常のじゃがいも150gに比べて50g程度と軽量です。 サイズが小さいため、大型機械での収穫には不向きです。
しかも他の品種に比べて病気や害虫に弱いため、栽培が困難です。 また、発芽しやすいので長期保存には向きません。
この品種は人気が高まっていますが、生産量が少なくまだまだ高価なものとなっています。
じゃがいもの調理方法について
芽にはソラニンという有毒物質が含まれているので、できるだけ取り除きましょう。
ジャガイモを切って放っておくと茶色くなってしまいます。 これはチロシンという物質が酸化してメラニンに変化するためです。 これを防ぐために、切った後、しばらく水に浸しておきます。
サラダに使う場合は、水っぽくならないように切らずに皮付きのまま茹でてください。
材料(2人分)
- インカのめざめ 180g
- 塩 1g
- バター 20g
※黒コショウやにんにく、醤油を使用しても美味しいです。
じゃがバターの作り方
➀ジャガイモはよく洗い、一口大に切ります。
②アルミホイルを敷いた耐熱皿にじゃが芋を並べます。
③全体に塩をふり、バターを乗せる。
④予熱せずに250度のオーブンで40分焼きます。
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