ほうれん草のお浸しってどんな料理??
ほうれん草をさっと茹でて水を絞ってだし汁に浸した料理です。
ほうれん草の美しい深緑色の葉が際立ち、ほうれん草の茎のシャキシャキとした食感が楽しめます。
かつお節をたっぷりトッピングしています。
お浸しとは??
おひたしは、だしと醤油を混ぜた調味料に野菜を漬けた料理です。 おひたしは、さまざまな季節の野菜を使った日本料理の定番です。
おひたしには「おひたし」「あげびたし」「煮びたし」の3種類があります。 おひたしの具材といえば、ほうれん草を思い浮かべる人が多いでしょう。 ほうれん草は定番の食材です。 しかし、おひたしの種類は野菜の数だけあると言っても過言ではありません。
おひたしは野菜を茹でてだしに漬けたもの、揚げびたしはナス、かぼちゃ、ピーマンなどの野菜を衣をつけずに揚げてだしに漬けたものです。 煮びたしは、だしと野菜を一緒に煮て冷やし、味を染み込ませたものです。
なお、茹でた野菜に醤油をかけて食べる料理を「おひたし」と呼ぶこともあります。 ただし、この調理法は野菜にだしが染み込んでいないため、厳密に言えばおひたしではありません。
ほうれん草について
緑黄色野菜の代表格であるほうれん草。 ビタミン、カルシウム、鉄分が豊富で栄養価の高い野菜として知られています。 ほうれん草は葉酸が発見された最初の野菜です。
ほうれん草は栄養価の高い野菜ですが、シュウ酸も多く含んでいます。 これを一般に灰汁といいます。 シュウ酸はカルシウムと結合して結石を引き起こすことが知られています。 また、鉄の吸収を阻害する可能性や発がん性物質である可能性も懸念されています。
シュウ酸は水に溶けやすいので、野菜をお湯で茹でるとシュウ酸のほとんどが除去されます。 野菜を茹でる水に塩や重曹を加えるとシュウ酸の溶出に効果的です。
他の野菜を使用する場合
小松菜、菜の花、春菊、白菜などさまざまな野菜を使えます。
菜の花、春菊、ふきのとう、セリは栄養価が非常に高いですが、青臭さや苦味が強いので、からしや柚子胡椒を加えるのがおすすめです。
そしてトッピングには是非かつお節を加えてください。 単調になりがちな料理の味と香りを豊かにします。
材料(3人分)
- ほうれん草 200g
- 水 1000g
- 塩 1g
- ☆茅乃舎の出汁 1P
- ☆水 400g
- 濃口しょうゆ 5g
- 薄口しょうゆ 4g
- みりん 7g
だしは作っただしの中から60gを使用します。茅乃舎の出汁1Pの塩分は1.0gほど。
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ほうれん草のお浸しの作り方
下準備 : だしを水に1時間浸しておく。
➀ほうれん草の根には土が付いている場合があるので丁寧に洗います。
②水1L(ほうれん草の重さの5倍)を沸騰させ、1%の塩を加えます。
塩茹ですることでクロロフィルが安定し変色が防止されるほか、ビタミンCの酸化が抑えられ、シュウ酸の流出が促進されます。
③ほうれん草はヘタの面を下にして熱湯に入れ、全体を少しずつ浸します。 ほうれん草を茹でるときは、短時間加熱することで変色を最小限に抑えることができます。 おおよその時間は 1 ~ 2 分です。
④火を止めたらすぐにほうれん草を取り出し、氷を入れた冷水にさらします。 氷水につけるのは、ほうれん草が余熱で変色するのを防ぐためです。
⑤ほうれん草をしぼり、4~5cm幅に切ります。
⑥だし、薄口醤油、濃口醤油、みりんを合わせて電子レンジで1分加熱し、冷ましておく。
薄口醤油を使うと変色しにくくなります。 また、濃口醤油を半分使うことで、薄口醤油だけを使うよりも風味が良くなります。
⑦平らな容器にほうれん草が調味料にまんべんなく浸るように並べます。
⑧冷蔵庫で1時間ほど冷やしてからお皿に盛り付けます。
⑨味と香りをより楽しむために、鰹節をふりかけてください。
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