牛すじカレー
カレーは日本の家庭で最もよく作られる料理の1つであり、国民食ともいえます。
1860年に福沢諭吉(日本で最も高価な紙幣に描かれている人物)がの著書には、すでにカレーライスについて言及されています。
カレーの一般的な材料は、牛肉、鶏肉、豚肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもです。ルーとスパイスは、料理する人の好みによって異なります。
コーヒーやチョコレートなどの変わった材料を加えて、独自のアレンジで作る人もいます。
このレシピは牛すじをメインの材料に使用しました。
私は野菜をピューレ状にするのが好きで、じゃがいもはカレーが白っぽくなりそうなのが心配で使いません。ただし、野菜をピューレにしない場合は、じゃがいもを使用します。これは、カレーに自然なとろみを与えるためです。また、冷凍する場合は、食感が悪くなるためじゃがいもは入れない方が良いです。
牛すじカレーの最大の魅力は、牛すじの食感です。じっくり煮込んだ牛すじは口の中でとろけるほど柔らかく、コラーゲンのぷりぷりとした食感を楽しめます。
牛すじは柔らかくなるまで数時間煮込むので、圧力鍋を使うのがベストです。
牛すじ独特の風味とカレーのスパイスが合わさり、複雑なおいしさが生まれます。
私が使っている定番のカレールーは、ジャワカレールーとバーモントカレールーです。スパイシーなジャワカレーと甘めのバーモントカレーを組み合わせるのが好きです。
カレーはご飯にかけるだけでなく、うどんやラーメンのスープにしてもおいしいです。目玉焼きをのせるのもおすすめです。
牛すじってどんな食べ物??
牛すじは大きく分けて3種類あります。
①牛アキレス腱:牛の体重を支える腱なので、太くてとても硬いです。コラーゲンが豊富で、煮込むと柔らかくなり、プルプルした食感になります。このレシピで使ったのは、この部分です。
②メンブレン:メンブレンは牛の横隔膜に付いている腱です。薄くてコリコリとした食感です。おでんにはメンブレンを使います。
③その他:肉を個々の部位に切る際に取り除かれる腱。
材料(10人分)
- 牛すじ (300g)
- お湯 (1000ml)
- しょうが (8g)
- ネギの青い部分 (1本分)
- 水 (500ml)
- お湯 (1000ml)
- 玉ねぎ (550g)
- にんじん (200g)
- 水 (500ml)
- 好きなカレールー (1 箱)
- 水 (500ml ~)
牛すじカレーの作り方
- 牛すじを洗い、沸騰したお湯で色が変わるまで茹でます。
- 流水で牛すじを洗います。
- 牛すじ、生姜、ネギの青い部分、水を圧力鍋に入れ、20分圧力調理します。
- ネギを取り除き、牛すじを茹で汁に浸したまま冷蔵庫で冷やします。
- 牛すじが冷めると脂が上に溜まるので、おたまですくって捨てます。
- 牛すじを冷ましている間に、玉ねぎ、にんじん、水を圧力鍋に入れ、5分圧力調理します。
- ミキサーを使って玉ねぎとにんじんをピューレ状にします。この手順は省略可。
- 鍋に牛すじ、牛すじの茹で汁、玉ねぎ、にんじんを入れて沸騰させます(手順7を省略した場合は、野菜の茹で汁も加えます)。
- 火を止めてルーを加えます。
- 弱火で10~20分煮込みます。必要に応じて水を加えます。
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