サバの煮つけってどんな料理??
サバを醤油と砂糖で煮た料理。 煮つけは代表的な日本料理です。 魚の種類はサバに限定されません。 鯛、サワラ、カレイなども使用されます。
今回は冬が旬のマサバを使用しました。
煮付けについて
煮付け、煮しめ、煮魚はいずれも煮物の一種です。 どの料理も醤油と砂糖の味を素材に染み込ませて作られています。
「煮付け」:食材を少量のだし汁で短時間で煮込む調理法。
身が柔らかく煮崩れしやすい魚に適した調理法です。 短時間で煮込むため、素材の中心部まで味が浸透しません。 そのため、出汁を具材と一緒にお皿に盛り、具材を出汁に浸しながら食べます。
煮汁は少しとろみがつくまで煮るのがベストです。
「煮しめ」:野菜やこんにゃくなどの具材を煮汁がなくなるまで煮込む調理法。 里芋などの白い食材には薄口醤油が最適です。
「煮魚」:長時間煮込んだ魚料理。 イワシなどの小骨が多い魚の調理法。
材料(3人分)
- サバ(マサバ) 3尾 270g
- 熱湯 1000g
- ☆生姜 5g
- ☆濃口醤油 25g
- ☆砂糖 10g
- ☆みりん 10g
- ☆酒 10g
- ☆水 100g
サバの煮つけの作り方
①サバをバットに並べ、熱湯を注ぎます。 サバの表面が白っぽくなったら湯を捨てます。
魚を熱湯につける作業を「霜降」といい、魚の臭みの元となる血やぬめりを洗い流します。 生姜にも同様の効果があります。
②鍋に生姜の薄切り、濃口醤油、砂糖、みりん、酒、水を入れて沸騰させます。
③魚を鍋に加えます。 弱火にしてアルミホイルをかぶせて5分ほど煮ます。 途中でひっくり返さず、時々鍋を振ってください。
鍋全体をアルミホイルで覆うのではなく、魚の上にアルミホイルをかぶせます。 魚に蓋をするのは、煮汁を魚の上まで行き渡らせることと、魚が揺れたり型崩れするのを防ぐためです。
④アルミホイルを外し、時々スプーンで煮汁をすくい、魚の表面にかけながら煮ます。
付け合わせは、茹でたごぼうを醤油とみりんで漬けたもの。 味が染み込むように前日に作っておきました。ごぼうの代わりに茹でたほうれん草を添えたり、里芋と魚を煮ても美味しいです。
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