サバの利休焼き
「利休焼き=利休焼き」とは、肉や魚にごまをまぶして焼いた料理です。
香り豊かな「利休焼」をマスターして、魚料理のレパートリーに加えましょう。
醤油に漬けて煎りごまをふりかけて焼いたり、表面にごまペーストのタレを塗って焼いたりと調理方法はさまざま。 いずれにしてもゴマを使うのがポイントです。
このレシピでは練りごまと醤油を合わせたタレにサバを漬け込み、表面に煎りごまをふりかけて焼きます。 振りかけるのは白ごまでも黒ごまでも構いません。
冷めても風味豊かで美味しいので、お弁当にもぴったりです。
・・・表面にいりごまを塗さない場合の写真はこちら。お年寄りや子供はこちらの方が食べやすいかもしれません。
名前の由来
料理名の「利休」とは茶人のこと。 わび茶を完成させ、現在に続く茶道の流派を切り開いた人物です。 千利休は、今井宗久、津田宗則とともに「茶の湯の三巨匠」の一人として知られています。 千利休は、織田信長と豊臣秀吉に仕えていました。
この千利休が料理に胡麻を好んで使用したことが利休焼きの由来と言われています。
千利休は懐石料理と茶道を結びつけました。 懐石料理はもともと一汁二菜のシンプルな食事でした。
しかし、懐石料理と茶道が融合し、亭主が客人をもてなすための趣向を凝らした料理へと進化していきました。 胡麻豆腐とほうれん草の胡麻和えは精進料理の定番ですよね。
ちなみに「yaki」とは「グリル」の意味です。
サバの利休焼きの材料(4人分)
- ノルウェーサバ 280g
- 塩 2g
- ☆ねりごま 30g
- ☆濃い口しょうゆ 20g
- ☆みりん 20g
- いりごま 14g
サバの利休焼きの作り方
- サバに塩をすり込み、10分ほど置きます。
- サバの表面に染み出した水分をペーパータオルで拭き取ります。
- ねりごま、醤油、みりんを混ぜます。
- サバをごまだれに半日から一晩漬け込みます。
- サバの皮に煎りごまをふりかけます。(皮を食べたくない場合は、身にふりかけます。)
- オーブンを230℃に予熱します。
- オーブンの中央のラックに天板を置き、サバを10~15分焼きます。
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