生麩のみそ田楽ってどんな料理??
生麩に味噌だれをかけて焼き上げた一品。 このように味噌をかけて焼いた料理を「田楽」といいます。
生麩の他に里芋、なす、こんにゃくなどが使われます。 濃厚な味噌の味わいと芳醇な香りがあっさりとした素材と相性抜群です。
白味噌や合わせ味噌でも美味しくいただけます。 味噌にはたくさんの種類がありますので、地域や調理法に合わせて選んでください。 今回は赤味噌を使いました。
赤味噌は他の味噌に比べて熟成感があり、やや辛口の味わいです。 八丁味噌ほどクセがないので使いやすいです。
生麩とはどんな食材??
「麩」とは、室町時代初期に明から来日した禅僧によって伝えられたといわれています。 麩には生麩、焼き麩、揚げ麩、乾燥麩などの種類があります。 最も一般的なものは焼き麩です。
生麩は小麦粉を塩水で練って作ります。 パン生地状になったら水に浸す。 これにより、グルテン以外のでんぷん質が水中に洗い流されます。 残った柔らかい餅状の生地がグルテンです。
グルテンは粘りや弾力のもとであり、うどんのコシやパンのふわふわはこの性質のおかげです。 この麩にもち米粉を加えて煮ることで生麩が完成します。
ちなみに、製造過程で流出するでんぷんはくず餅などのお菓子の材料として利用されます。
グルテン由来のもちもちとした食感が生麩の最大の魅力です。 生麩は上品な味わいで、他の食材の味を邪魔しません。 煮物や汁物、田楽など様々な料理にお使いいただけます。
棒状の生麩が定番ですが、桜や紅葉の形をしたものもあります。 香り付けや色付けにヨモギ、ベニバナなどが使われます。
見た目も美しいので特別な日にぴったりです!! 食卓が華やかになりますよ♡
材料(4人分)
- 生麩 230g (2×5×20㎝)
- 赤みそ 30g
- 砂糖 20g
- みりん 2g
- 酒 2g
生麩の田楽の作り方(*ˊᵕˋ)♡‧₊
➀ 生麩を8等分にします。 切りにくいので半分くらい解凍した状態で切ると良いでしょう。
② 赤みそ、砂糖、みりん、酒を混ぜて生麩にのせる。
③オーブンを200度に予熱します。
④天板にクッキングペーパーを敷き、生麩を並べます。 生麩は焼いているうちに膨らむので、隙間をあけて並べてください。
⑤焦げないように様子を見ながらオーブンで10分焼きます。
⑥温かいうちにお召し上がりください。 時間の経過とともに硬くなります。
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