しらすトーストってどんな料理??
2015年に映画化された人気漫画『海街diary』に登場する「しらすトースト」のレシピです。
こちらは映画の舞台となった鎌倉のキネマ食堂で提供されていたメニューです。 残念ながら現在お店は閉店しています。
食パン、バター、しらす、刻み海苔というシンプルな組み合わせですが、厚切りパンのサクサク感、しらすの塩気、バターのコク、海苔の香りが驚くほどよく合います。
この映画で四姉妹を演じた女優たちはとても良かったんですよね。 少し切なくもあり、穏やかな雰囲気の映画です。
映画の公式サイトはこちら。 👉 http://umimachi.gaga.ne.jp
食パンとは??
「食パン」とは長方形の型で焼くパンの一種です。 外国ではWhite Breadと呼ばれていますね。
「食パン」という言葉は、もともと日本で主食としての「食事用パン=meal bread」を指す造語でした。 菓子パンの対義語とされています。
日本語ではmealのことを「食事」、breadのことを「パン」といいます。
好みの厚さにスライスしてトーストやサンドイッチとして食べるのが一般的です。 トーストの場合は6枚(20mm)または5枚(24mm)にスライスされ、サンドイッチの場合は通常10枚(12mm)または12枚(10mm)にスライスされます。
食パンはその形状や製法によりいくつかの種類に分けられます。
・形
・ラウンドトップ…山型の食パンです。 イギリスから日本に初めて伝わった食パンと言われています。 生地を型にセットしたら、蓋をせずに焼きます。
・プルマンパン…四角い形状の食パンです。 日本で最もポピュラーな食パンです。 生地を型にセットしたら蓋をして焼きます。
・ワンローフ…山が複数あるラウンドトップとは異なり、山が1つだけの食パンです。
・製法
・直捏法(じかごねほう)…ストレート法とも呼ばれる。1度に全材料をこねる製法でームベーカリーで焼くパンも、このストレート法にあたります。
・中種法(なかだねほう)…小麦粉、水、イースト、砂糖などの材料の一部をこねて発酵させて「中種」と呼ばれる生地を作り、残りの材料を加えて再度こねる方法です。 パンの大量生産工場ではこの方法が使われています。
・液種法(えきだねほう)…湯種法、ポーリッシュ法とも呼ばれます。 中種法に似ていますが、水分が多く生地が柔らかいのが特徴です。
日本の特徴
日本のパンは他の国のパンに比べてとても柔らかくてふわふわしたものが多いです。
水と塩だけでパンをこねるヨーロッパ諸国に対し、日本のパンは牛乳やバター、ショートニングなどの油脂で風味付けされているのも特徴です。
食パン発祥の地として有名なのは横浜のウチキチパンですね。 私もいつか行ってみたいお店です。
ヨーロッパの特徴
【1】イギリス ホワイトブレッド…日本の食パンの原型となったパン。 ブリキの型を使用するのでtin breadとも呼ばれます。 型に蓋をしないので、上部がふわふわして山の形になっています。
【2】フランス・パン・ド・ミ…フランスではバゲットなど、生地を楽しむパンが多い。しかしフランス語で「ミ」は詰め物のことを指し、パン・ド・ミは耳ではなくクラムを楽しむパンを意味します。 四角形と山型があります。 フランスにおけるパン流通全体に占めるパン・ド・ミーの割合は極めて小さい。
【3】ドイツのトーストブロット…ドイツは古くから小麦の収穫が困難な土地であったため、パン作りには主にライ麦が使われてきました。 ライ麦から作られたパンは、ぎっしりと中身が詰まっており強い酸味が特徴です。 噛み応えがあるので、薄くスライスして食べます。
日本に住んでいる外国人と話すと、日本のパンは柔らかすぎるとよく言われます。 昔の日本では、パンはデザートとして分類されることが多かったです。 海外ではパンは主食なので、甘さを抑えた素朴な味わいのものが多いんでしょうね。
パンは各国の気候や好みに合わせて、食感や材料の割合、形、焼き加減を変えてきたんですね(*˘︶˘♡)
材料
- 食パン 6枚切り1枚
- バター 10g
- しらす 20g
- オリーブオイル 5g
- きざみのり 2g
しらすトーストの作り方
➀オーブンで食パンの片面に焼き色がつくまでトーストします.
②ひっくり返してバターを塗る。
③しらすをのせる。
④オリーブオイルを回しかけます。
⑤焼き色がつくまでトーストし、きざみのりをのせる
コメント