いなり寿司ってどんな料理??
いなり寿司は油揚げを砂糖と醤油で煮て酢飯を詰めたものです。 甘味、塩味、酸味が絶妙に調和した日本の伝統的な寿司の一つです。
総本社の伏見稲荷大社をはじめ、全国に3万社以上ある稲荷神社。 主祭神は五穀を司るとされる宇迦之御魂大神。 (稲作と農業を象徴する神様です。)
江戸時代までは国民の多くが農業に従事していたことから庶民に支持され、全国に神社があり日本で最も人気のある神社となりました。
稲荷神社には神の使いとされるキツネの置物が境内に置かれています。 キツネの好物は油揚げだったという言い伝えがあり、油揚げを供え、その後ご飯を詰めて食べる習慣がありました。
これがいなり寿司の始まりです。 (「zushi」とは寿司のことです。)
いなり寿司は、油揚げの表面を炙ったものを使ったり、キツネの耳の形に見立てて三角形にしたり、具材にわさび、しいたけ、にんじん、ごまを加えたりするなど、地域や家庭によってさまざまです。
総菜店やスーパー、コンビニ、さらには家庭で作るお弁当などでも定番となっています。
日本ではキツネという言葉は油揚げそのものを指すこともある。そのため油揚げをのせた蕎麦は”キツネそば”と呼ばれる。
材料
- 油揚げ 2枚(13g×2枚)
- ★濃口醤油 6g
- ★砂糖 6g
- ★みりん 2g
- ★水 60g
- 米 250g
- ☆酢 17g
- ☆砂糖 9g
- ☆塩 1g
いなり寿司の作り方
➀ 油揚げは熱湯に浸して油抜きをします。
このプロセスは油抜きと呼ばれ、余分な油、臭い、過酸化物を除去します。 こうすることで食材に味が染み込みやすくなります。
② 鍋に醤油、砂糖、みりん、水、油揚げを入れて中火で煮ます。
油揚げ12枚を10倍の調味料で煮ました。これは冷凍保存できますよ。
③ 冷蔵庫に入れて数時間待ちます。
④ 酢、砂糖、塩を混ぜて温かいご飯に加えます。
⑤ 油揚げに酢飯を詰める。
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