
鶏めし:大分のヘルシーソウルフード
「鶏めし」は大分県で古くから愛されている郷土料理です。もち米を使うため「おこわ」とも呼ばれ、鶏の旨味とごぼうの香ばしさが口いっぱいに広がります。
この料理は、私が料理上手なおばあちゃんから教わった大切な味です。うどん、こんにゃく、味噌まで何でも手作りしていたおばあちゃんの料理の中でも、この鶏めしは私の大好物でした。
大分県は鶏肉の消費量が常に日本トップクラス。「唐揚げ」や「とり天」の発祥の地でもあります。そんな鶏肉文化が根付く大分で、家庭の味として親しまれているのがこの「鶏めし」です。
西洋の鶏料理はバターやクリームで濃厚さを出しますが、大分の鶏めしは「醤油・だし・塩」という驚くほどシンプルな味付けです。
その美味しさの秘密は、成分の相乗効果にあります。
- イノシン酸: 鶏肉とだし(かつお)
- グルタミン酸: ごぼうとだし(昆布)この2つが合わさることで、脂っこさに頼らない深いコクが生まれます。
🥢 ごぼう:デトックスの秘密
欧米ではハーブティーとして飲まれるごぼうですが、大分では主役級の食材です。
- 香りは皮にあり: 香りの8割は皮の周りにあるため、皮は剥かずに包丁の背で軽くこそげるのが鉄則。
- ささがきの魔法: ささがきにすることで繊維が断たれ、香りが立ち、味が染み込みやすくなります。
- 腸活パワー: 水溶性食物繊維「イヌリン」が豊富。油で炒めることで、えぐみが旨味に変わります。
✨ お弁当に最適な「冷や飯」のメリット
もち米を使う鶏めしは、冷めてもモチモチして美味しいのが特徴ですが、実は理にかなった健康効果があります。
- レジスタントスターチ: ご飯が冷める(4〜5℃)と、デンプンが消化されにくい「レジスタントスターチ」に変化します。
- メリット: 糖質の吸収を抑え、血糖値の上昇を緩やかにします。まさにおにぎりやお弁当にぴったりのヘルシーフードなのです。
📖 おすすめレシピ集
ごぼうともち米を活用したレシピをこちらにまとめました!ぜひチェックしてね✨
- 👉 [ごぼうを使ったおすすめレシピ]
- 👉 [もち米(もち米)を使ったおすすめレシピ]
大分名物の唐揚げ・とり天レシピはこちら!
- 👉 [元祖!中津からあげ もり山風レシピ]
- 👉 [鶏むね肉でヘルシー!とり天レシピ]
📊 栄養成分表示(鶏めし 5人分)

| 項目 | 1人分 (1/5) | 合計 (5人分) |
| エネルギー | 251 kcal | 1,253 kcal |
| たんぱく質 | 10.4 g | 52.0 g |
| 脂質 | 6.5 g | 32.5 g |
| 炭水化物 | 38.4 g | 191.9 g |
| 食塩相当量 | 1.9 g | 9.5 g |
🛒 材料(5人分)
- 鶏もも肉:200g(1cm角にカット)
- ごぼう:1本(約80g)
- 白米:225g(1.5合相当)
- もち米:75g(0.5合相当)
- 水:380g
- ごま油:2g
- 濃口醤油:20g
- 薄口醤油:20g
- だしの素:5g
- 塩:1g
👨🍳 作り方
- 下準備
- 鶏肉:1cm角に切ります。
- ごぼう:皮むき器は使わないでください!風味を逃さないよう、包丁の背で優しく皮を剥いてください。
- 削り方:ごぼうを細切りにします(笹がき)。変色を防ぐため、ボウルに水を入れて少し浸し、よく水を切ります。
- 炒めて旨味を凝縮
- フライパンにごま油を熱します。
- 鶏肉と水気を切ったごぼうを炒めます。
- 火が通ったら、醤油2種、だしの素、塩を加え、1分ほど炒め合わせて火を止めます。
- お米の準備
- 白米ともち米を合わせて研ぎます。
- プロのアドバイス:無洗米(無洗米)を使用する場合は、まず30分間水に浸してください。ただし、もち米は吸水が早いので、浸さないでください。
- 洗った米を炊飯器に入れます。
- 白米ともち米を合わせて研ぎます。
- 炊飯
- 炒めた鶏肉とゴボウ(鍋に残ったうまみのある汁もすべて)をご飯の上に乗せます。
- 重要: 調味料と380gの水は、スタートボタンを押す直前に加えます。塩や醤油が混ざっていると、ご飯はうまく吸水しません!
- 仕上げ
- 「早炊きモード」で炊飯。
- 炊き上がったら全体をさっくり混ぜ、蓋を閉めて10分間蒸らして完成!
💡 私流の作り方
「おばあちゃんから習った時は、普通炊きで炊飯して、炊き上がる15分前くらいに具材を後入れしていました。今は時短のために早炊きモードを使い、最初から具材を入れて手軽に作れるようにアレンジしています。でも、味はおばあちゃんのあの時のままです!」

コメント