ひじきの煮物ってどんな料理⁇
ひじきを醤油と砂糖で味付けしました。 家庭料理の代表ともいえるひじきの煮物。
スーパーのお惣菜としてよく売られています。 お弁当の定番メニューでもあります。 私はいつもたくさん作ってご飯に混ぜたり、サラダにしたり、コロッケの具にしたりしています。
ひじきは低カロリーですが、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
昔は鉄分が豊富な食品の代表格でしたが、現代では鉄鍋があまり使われなくなったため、以前に比べて鉄分含有量が減少しています。 しかし、食物繊維やカルシウムを補給するには非常に適した食品です。
ひじきの煮物と並んで、日本の二大おかずのひとつである切り干し大根の煮物のレシピもぜひチェックしてみてください。
ひじきってどんな食べ物??
ひじきには「乾燥ひじき」と「生ひじき」の2種類があります。
「生」とは本来「raw」を意味します。 しかし、スーパーで売られている生ひじきは乾燥ひじきを水で戻したものです。 生ひじきは缶詰で売られていることもあります。
乾燥ひじきは水で戻して調理します。
生ひじきや缶詰ひじきは水に浸す必要はありませんが、磯臭さが残るので、調理前に何度か洗ってください。
いずれも一度加熱する必要があります。
私は生ひじきを使うのをお勧めしています。乾燥ひじきは繊維が硬いですが、生ひじきは柔らかくて香りが良いです。
製法には伊勢製法と房州製法がありますが、8割以上の商品が伊勢製法です。
伊勢法(天日干し、蒸し乾燥、いずれもステンレス釜) → 収穫したひじきを乾燥させた後、茹でたり蒸したりします。
房州法(蒸し干し、煮干し、ステンレス鍋・鉄鍋) → 収穫したひじきを茹でるか、蒸します。
ひじきには他の食品に比べて高濃度の無機ヒ素が含まれていることが文献で報告されています。
無機ヒ素は水溶性のため、水に浸すか、水洗いすることにより約60%を除去できます。 さらに、お湯で洗うことで80%近くの汚れが落とせると言われています。
日本の食文化に基づく調査では、ひじきを通常の摂取量で食べたことによるヒ素中毒などの健康被害の報告はありません。
乾燥ひじきの戻し方は、乾燥ひじきの重さの40倍の量を20℃の水に30分浸すのがベストです。
材料(5人分)
- 生ひじき 150g
- にんじん 40g
- さつま揚げ 25g
- 干し椎茸 3g
- ごま油 2g
- 干し椎茸の戻し汁と水を合わせたもの 150g
- ☆濃い口しょうゆ 25g
- ☆砂糖 10g
- ☆みりん 15g
- ☆酒 10g
- 冷凍枝豆 50g 水煮大豆でも代用できます。
ひじきの煮物の作り方
干し椎茸は前日から水に浸しておきます。 時間がない場合は、お湯に1時間ほどつけてください。
①生ひじきは水で2回洗います。
②にんじん、さつま揚げは短冊切りにします。
③戻した干し椎茸は細切りにします。
④ひじき、にんじん、干ししいたけをごま油で炒めます。
⑤干し椎茸の戻し汁と水を混ぜたものに加えます。
⑥ひじきが柔らかくなったら、しょうゆ、砂糖、みりん、酒を加えます。
⑦水分がなくなったら洗った枝豆とさつま揚げを加え、火を止めて冷まします。
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