みぞれ和え
えのき、白菜、豚肉を蒸して、大根おろしとポン酢をかけていただきます。
鍋料理を作った際に余った食材を使って作りました。
ポン酢と柑橘類の爽やかな味わいです。 七味唐辛子でちょっとしたアクセントを加えます。
かぼすやゆずが出回り始め、秋を感じ始めると食べたくなるメニューです。 暑い日は冷やして、寒い日は温めてお召し上がりください。
ちなみに、大根は先端のほうが辛みが強く、葉に近いほうは甘みが強いので、お好みで使い分けてください。
大根おろしは、おろしがねと呼ばれる道具を使って大根をすりおろして作ります。おろしがねはプラスチック製、竹製、アルミ製、ステンレス製などがあり、形も様々です。スライサーと一体化した多機能なおろしがねもあります。
えのき茸ってどんな食材??
えのき茸はシャクシャクした食感とあっさりとした味わいが特徴です。
寒い冬には鍋料理に欠かせない食材ですね。
天然のえのき茸は紫外線から身を守るためにメラニンという色素を生成するので、店頭で見かける乳白色の細長いえのき茸とは異なり、見た目は茶色をしています。
寒い冬に育つことから「ユキノシタ」とも呼ばれます。
一般的に使われている白いえのき茸は全国各地で人工栽培されているため、旬はありません。 おがくずや米ぬかを敷いた培養瓶に種子を植え、暗室で培養することで白色をしています。
えのき茸が余った場合は冷凍保存がおすすめです。 凍ったままスープや鍋料理に加えてください。 解凍する必要がないので便利ですね。
また、「なめたけ」は長期保存ができて美味しいのでおすすめのレシピです。 えのき茸を醤油と砂糖で煮るだけなので簡単です。 なめ茸のレシピは後日リンクします。
きのこ全般に含まれる食物繊維の一種であるβ-グルカンは、免疫機能を高め、がんを抑制する効果があるといわれています。
きのこは低エネルギーで食物繊維が豊富ですが、価格が安く、年間を通じて価格が変動しないので、ぜひ献立に取り入れてくださいね。
材料(4人分)
- 豚コマ肉 120g
- えのき 100g
- 白菜 200g
- 酒 30g
- 大根 300g
- ぽん酢 45g
- 七味唐辛子 適量
- ゆずまたはカボス 1個
みぞれ和えの作り方
➀白菜は5mm幅程度に切ります。
②えのきたけは下の部分を切り落としてから半分に切ります。
きのこは洗うと食感や風味が損なわれます。 スーパーで買ったキノコはきれいなものが多いので、洗わず使用しましょう。
③フライパンに水50gを入れ、その上にクッキングシートを敷きます。
④白菜、えのきたけ、豚肩ロースをのせ、酒をふりかける。
⑤蓋をして10分ほど蒸します。(電子レンジでも加熱できますが、蒸したほうが柔らかく仕上がります。クッキングシートを焦がさないように注意してください。)
⑥大根は皮をむき、すりおろす。
⑦お皿に白菜、えのきたけ、豚肩ロースを並べ、軽く水を切った大根おろしをのせます。
⑧かぼすまたはゆずを絞る。
⑨ポン酢と七味唐辛子をふりかける。
ポン酢は、醤油、酢、柑橘類の果汁を混ぜて作る酸味のあるソースです。 七味唐辛子は数種類のスパイスをブレンドしたものです。 どちらもスーパーマーケットで購入できます。
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