ごぼうサラダ
ごぼう、れんこん、にんじん、きゅうりを細切りにしてマヨネーズで和えたサラダは、私の大好物です。
隠し味にすりごまを利かせ、コクをプラスしています。
ごぼうサラダの魅力は、ごぼうの爽やかな土の香り。
ごぼうやれんこんなどの根菜は食感も抜群。シャキシャキとした野菜はよく噛めるので、腹持ちもよいです。
ごぼうは皮むき器で皮をむかず、包丁の背でこそげ取ります。こうすることで、ポリフェノールや食物繊維を効率よく摂取でき、ごぼうの強い香りも楽しめます。
ごぼうは切った後変色しやすいので、すぐに水に5分ほど浸してください。
茹でるとき、水に少量の酢を加えることも変色を防ぐのに役立ちます。
すべてのサラダに当てはまる調理のコツは、茹でた野菜を水に浸さずに自然に冷ますことです。
水に浸すと水分が蒸発せず、野菜が水っぽくなってしまいます。
このレシピでは、茹でたゴボウをよく水切りし、熱いうちに醤油と砂糖に浸します。 こうすると熱で砂糖が溶けます。
ゴボウを醤油と砂糖で味付けしてからマヨネーズで和えると、サラダにはっきりとした味わいが生まれます。
食物繊維について
食物繊維の主な働きは整腸作用です。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類があります。
- 不溶性食物繊維は水に溶けず、水分を吸収して膨らみます。これにより便の量が増え、腸の働きを刺激し、便秘の解消につながります。
- 便通が良くなると腸管内の有害物質が減少します。
- 不溶性食物繊維は硬く、噛む回数が増えるため、食べ過ぎを防ぎ、顎の発達を促し、虫歯を予防します。
- 水溶性食物繊維は胃から小腸への排泄を遅らせ、小腸でのコレステロールや胆汁酸の吸収を抑制します。
- 糖や脂肪の吸収を抑え、食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇を穏やかに抑えます。
- 「水溶性」食物繊維は「不溶性」食物繊維よりも発酵しやすいことが知られており、善玉菌のエサになりやすいです。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方をバランスよく補給することが重要です。
材料(4人分)
- ごぼう 150g
- れんこん 50g
- にんじん 50g
- きゅうり 50g
- しょうゆ 20g
- 砂糖 10g
- ハーフカロリーマヨネーズ 50g
- すりごま 5g
- こしょう 適量
ごぼうサラダの作り方
- ごぼうの皮を包丁の背で削ぎ落とします。
- れんこんとにんじんの皮をピーラーで剥きます。
- ごぼうは千切りにして、すぐに水に浸します。
- れんこんはスライサーで1.3mmの厚さに切り、4等分にして水に浸します。
- スライサーでにんじんを1.3mmの厚さに切り、千切りにします。
- きゅうりも千切りにします.
- ごぼうを2分ほど茹でて、ザルにあけて水気をきります。
- ごぼうが熱いうちに、醤油と砂糖に漬けておきます。
- レンコンと人参を1分ほど茹でて、ザルにあけて水気をきります。
- ごぼう、レンコン、人参、きゅうりを混ぜます。
- 冷蔵庫でよく冷やします。
- マヨネーズ、すりごま、こしょうを加えて混ぜます。
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