ボルシチってどんな料理??
ボルシチは、ウクライナ、ロシア、東ヨーロッパの伝統的な料理です。 世界三大スープの一つとして知られ、鮮やかな紅色が特徴です。 圧力鍋で作るので短時間で作れます。
この鮮やかな色は、原料として使用されているビーツによるものです。 伝統的なウクライナのボルシチは通常、骨付き牛肉と野菜を組み合わせて作られます。 ビート、キャベツ、ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、トマトは頻繁に使用される野菜です。
ボルシチの主な材料の1つであるビーツ自体には、あまり風味がありません。 味のベースとなるのは、一緒に加えたトマト。 そのため酸味を感じるのですが、そこに肉と野菜の旨みが上手に組み合わされています。
私は日本人にも食べやすいようにコンソメを加えました。
ボルシチを食べるときは、是非サワークリームを添えてください。 スープの鮮やかな紅色とサワークリームの白色のコントラストがとても美しい上、味わいにコクもプラスされます。
ビーツってどんな食材??
真っ赤な野菜です。 カブや大根に似ていますが、なんとほうれん草と同じ科に属します。
ビーツは生でも食べられます。 皮を厚く剥いてから薄くスライスして水にさらすことで、ビーツの土臭さを軽減することができます。
ビーツは硬いので皮を剥いてから圧力鍋で茹でます。 その後、適当な大きさに切ります。 冷凍保管できます。
ビーツの特徴的な赤い色素は「ベタシアニン」と呼ばれ、高い抗酸化力を持っています。 ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ミネラル、食物繊維が含まれています。 このためスーパーフードとして日本にも広まりました。
ほとんどの場合缶詰を購入しますが、友人から自家栽培のビーツをもらうこともあります。
材料(4人分)
- ビーツ 130g
- 大きく切られた牛肉 250g
- 玉ねぎ 270g
- キャベツ 270g
- にんじん 130g
- セロリの葉 15g
- トマト缶 300g
- 水 800g
- コンソメ 10g
- ニンニク 8g
- ショウガ 8g
- サワークリーム 適量
- タバスコ 適量
- パセリ 適量
ボルシチの作り方
①ビーツの茎を切り落とします。
②ビーツの皮をむきます。
③圧力鍋にビーツを入れ、かぶるくらいの水を加えます。
④6分間加圧します。
⑤ビーツが冷めたら、適当な大きさに切ります。
⑥玉ねぎ、キャベツ、にんじんは大きめの乱切りにします。
⑦セロリの葉は洗う。
⑧圧力鍋にビーツ、牛肉、玉ねぎ、キャベツ、人参、セロリの葉、トマト缶、水、コンソメ、ニンニク、ショウガを入れて6分加熱します。
⑨圧が抜けたらセロリの葉を取り除きます。
⑩サワークリーム、タバスコ、パセリをトッピングします。
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