
ホットケーキミックスで作るスコーン(イングリッシュ・スコーン)
私はお菓子作りがあまり得意ではないのですが、そんな私にとってパンケーキミックスはとても強い味方です!日本では、パンケーキミックスは一般的に「ホットケーキミックス」と呼ばれています。
これは単なるパンケーキの粉ではなく、お菓子作りに最適な材料がバランスよく配合された、非常に便利な「オールインワン」の魔法の粉なのです。なぜホットケーキミックスがこれほど特別なのか、そしてそれを使ってどうやって美味しいスコーンを作るのか、詳しく見ていきましょう。
日本のホットケーキミックスとは?
主原料は薄力粉ですが、それ以外にも絶妙なバランスで材料が含まれています。
- 砂糖: 生地を甘くするだけでなく、スコーンに美しいきつね色の焼き色をつけ、食感を良くします。
- でんぷん: 生地の質感を調整し、しっとり・もちもちとした仕上がりにします。
- 乳製品: 焼き色を良くし、豊かな風味とコクを加えます。
- 塩: 味全体のバランスを整え、引き締めます。
- 油脂: グルテンの生成を抑え、サックリとした食感(クラム)を生み出します。
- 香料: バニラやメープルのような心地よい香りをプラスします。
💡 自家製「ホットケーキミックス」を作るなら:
- 薄力粉:240g
- 砂糖:40g
- 塩:4g
- ベーキングパウダー:12g

スコーンってどんなお菓子?
スコーンは、小麦粉やオートミールにベーキングパウダー、バター、牛乳を混ぜて作る伝統的なお菓子です。生地を短時間こねて形を整え、オーブンで焼き上げます。レシピはとてもシンプルで特別な材料も必要ないため、誰でも簡単に作ることができます!
「バノック」から現代のスコーンへ
スコーンのルーツは、スコットランド発祥の「バノック(Bannock)」だと言われています。これは、粗挽きの大麦粉を使って焼かれた甘いお菓子でした。
バノックは私たちがイメージする今のスコーンとは少し見た目が違います。

その後、オーブンやベーキングパウダーの普及とともに、スコーンは現在の形へと進化し、世界中で愛されるようになりました。
スコーンの種類
スコーンの世界はとても多様です。
- イギリス流: ジャムやクロテッドクリームをつけて食べるため、生地自体の味はシンプルに保たれています。
- アメリカ流: お砂糖を多めに使い、レーズン、ドライフルーツ、ナッツ、チョコチップなどの具材がたっぷり入っているのが特徴です。(私が初めてスコーンを食べたのはスターバックスでした。あのチョコチャンクスコーンの味は忘れられません!)
- セイボリー(お食事)系: チーズ、ベーコン、玉ねぎなどを混ぜた、塩気のあるスコーンも人気です。

ここでは、日本のホットケーキミックスの便利さを活かしつつ、伝統的なスタイルに近い、シンプルで飽きのこないレシピをご紹介します。
美味しいスコーンの証:「狼の口」
最高のスコーンは、外はサクッ、中はしっとりとしています。そして最も重要なチェックポイントは、側面にできる水平方向のひび割れです。イギリスでは、この美しい割れ目を「狼の口(Wolf’s Mouth / オオカミのくち)」と呼びます。これは生地がまっすぐ上に膨らんだ証拠であり、手で簡単に半分に割ることができるサインです!
🥣 栄養価
1694kcal | タンパク質: 27.5g | 脂質: 71.4g | 炭水化物: 241.7g | 食塩相当量: 3.9g
🛒 材料
- ホットケーキミックス:300g
- バター:60g
- 牛乳:90g
- ☆ 溶き卵:1個(つや出し用)
👩🍳 作り方






- バターを切る: 冷たいバターを1cm角に切ります。
- もみ込む: ホットケーキミックスと冷たいバターを指でこすり合わせ、ソボロ状(パン粉のような状態)にします。重要: バターを溶かしてはいけません!
- 混ぜる: 牛乳を数回に分けて加えます。ゴムベラでこすり合わせるように(切るように)混ぜます。捏ねすぎないこと。 グルテンが発生すると食感が悪くなります。捏ねるのではなく、押し固めるようにしてひとまとめにします。
- 冷やす: 生地をラップで包み、冷蔵庫で1時間冷やします。
- 層を作る: 生地を1cmの厚さに伸ばし、3等分して重ねます。こうすることで、プロのような美しい層が出来上がります。
- 形を作る: 再び2cmの厚さに伸ばし、型(4cm〜6cm)を使って型抜きします。
- ポイント: 型に小麦粉を軽く振っておくと、生地がくっつくのを防げます。
- ポイント: 型を押し込んだら、まっすぐ上に引き上げます。「狼の口」をきれいに形成するために、断面(カットした側面)には触れないよう注意しましょう。
- 休ませる: 生地の準備ができたら、再び冷蔵庫で30〜60分冷やします。(時間がなければ、この手順は省略可能です。)
- グレーズ(つや出し): 表面に溶き卵を塗ります。側面に卵液が付かないように注意してください。横に付くと生地の膨らみを妨げてしまいます。
- 焼く: 予熱したオーブンに入れ、200℃で10分焼き、その後180℃に下げてさらに5分焼きます。
お召し上がり方
生地がまっすぐに膨らみ、側面にきれいなひび割れができたら、美味しいスコーンの完成です!
焼きたてが最高ですが、翌日でもオーブンで数分温め直すと香りが戻り、さらに美味しくお召し上がりいただけます。手で真ん中から半分に割り、お好みのジャムやクロテッドクリームを添えて楽しんでくださいね!
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📖関連リンク:この記事の英語版はこちらをご覧ください!How to Bake Perfect “Wolf’s Mouth” Scones Using Pancake Mix

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