サバのみそ煮
サバを味噌で味付けしました。 サバの味噌煮は日本料理の代表ともいえる料理です。
今回は冬が旬のマサバを使用しました。 それ以外の季節にはゴマサバ、柔らかいサバがお好みの方にはノルウェー産サバがおすすめです。
サバは脂質が多いですが、DHAやEPA(n-3系多価不飽和脂肪酸)などの良質な脂質が多く含まれています。 n-3系多価不飽和脂肪酸の推奨摂取量は1日あたり約2gです。 サバなら100gでも十分摂取できます。
一般的には「合わせみそ」が使用されますが、好みに応じて白みそや赤みそを使用することもできます。
DHAとEPAとは⁇
DHAとEPAは体内で合成できない不飽和脂肪酸の一種です。 不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分類されます。
DHAとEPAは多価不飽和脂肪酸の中でもn-3系脂肪酸に属します。 DHAは、アレルギー疾患、高血圧、動脈硬化、脂質異常症、脳卒中、皮膚炎などの予防・改善に効果があるとされています。 また、脳の神経細胞の情報伝達をスムーズにする働きがあり、記憶力や言語能力などの認知機能や行動能力にも良い影響を与えるといわれています。
EPAはDHAと同様、アレルギー疾患、高血圧、動脈硬化、脂質異常症、脳卒中、皮膚炎などの予防・改善に効果があるといわれています。 また、中性脂肪の増加による動脈硬化や脂質異常症などの生活習慣病の改善に役立つ成分として健康食品にも使用されています。
材料
- サバ(マサバ) 180g
- ☆酒 20g
- ☆みりん 20g
- ☆醤油 7g
- ☆砂糖 9g
- ☆水 50g
- ☆生姜の千切り 5g
- 合わせ味噌 30g
- 水 30g
サバの味噌煮の作り方(*ˊᵕˋ)♡‧₊
➀サバをバットに並べ、熱湯を注ぐ。 サバの表面が白っぽくなってきたらお湯を捨てる
最初にサバにお湯をかけることで魚の臭みが抜けて美味しくなります。生姜や味噌にも同じような効果があります。
②鍋に酒、みりん、醤油、砂糖、水、しょうがを入れ、沸騰したらサバの皮を下にして入れる
③アルミホイルをかぶせて中火で5分煮る
④アルミホイルを外し、サバを裏返し、水分が半分くらいになるまで煮る
⑤味噌と水をよく混ぜ合わせる。少しずつ水を加えクリーム状にする。
上手に作るコツは水の量を守ることです。水が多いと味噌汁みたいになってしまいます。適度な粘度が美味しさの決め手です。
⑥鍋に味噌を入れる
⑦とろみが強い場合は水を足し、さらさらすぎる場合は少し煮詰める
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