
スライスチーズで作る和風カルボナーラ
和風カルボナーラとはどんな料理?
【管理栄養士監修】スライスチーズで失敗知らず!濃厚クリーミーな「和風カルボナーラ」
カルボナーラは、その独特の濃厚で贅沢な味わいから、パスタの中でも不動の人気を誇るメニューです。
和風カルボナーラの特徴
日本のカルボナーラは独自に進化を遂げており、本場イタリアの伝統的なレシピとは主に以下の3つの点で異なります。
- 生クリームの使用: 最大の違いは、イタリアの伝統的なレシピでは生クリームを使いませんが、日本のレシピでは一般的に使用される点です。
- 手軽な食材: イタリアではグアンチャーレやパンチェッタを使いますが、日本では手に入りやすいベーコンやソーセージで代用されることが多いです。
- チーズの種類: イタリアでは羊のミルクから作られる「ペコリーノ・ロマーノ」が標準ですが、日本では牛乳から作られる「パルメザンチーズ」がより一般的です。
さらに、日本のカルボナーラには温泉卵がトッピングされることもよくあります。こうした「クリームと卵」を使ったアレンジは、実は本場のパンチェッタやペコリーノ特有の強い香りと塩気のパンチを補うための、賢い工夫でもあります。日本ではそれらの強い風味が手に入りにくいため、クリームと卵でコクを出すことでその差を埋めているのです。
カルボナーラ作りの悩み
カルボナーラはレストランからコンビニまでどこでも見かけますが、その品質は塩分量や本物の卵黄が使われているかどうかで大きく変わります。例えば、冷凍食品などは卵風のソースを使用していることが多く、特有の濃厚さに欠けることがあります。
また、家庭で作るのも意外と難しいものです。「生クリームやパルメザンチーズが常備されていない」「火を通しすぎて卵がスクランブルエッグ状になってしまう」といった悩みも多いでしょう。こうした理由で、自宅でのカルボナーラ作りを諦めてしまうのは非常にもったいないことです!
そこで、誰でも高い再現性で作れるレシピを考案しました。
隠し味は「スライスチーズ」
このレシピの秘訣は、サンドイッチなどに使う「スライスチーズ」を使用することです。私は雪印メグミルクのスライスチーズを愛用しています。チェダーやブルーチーズほど主張が強くなく、モッツァレラのようなマイルドな味わいが特徴です。
スライスチーズをたった1枚使うだけで、誰でも簡単にシルクのような滑らかなソースを作ることができます。美味しいだけでなく、非常にコストパフォーマンスに優れているのも魅力です。
なぜスライスチーズがおすすめなのか?
- 失敗しない質感とコク: プロセスチーズであるスライスチーズには乳化剤が含まれています。これがソースの分離を防ぎ、パスタに完璧に絡むプロのような滑らかな質感を生み出します。
- 手軽にカルシウム補給: スライスチーズ1枚(約15〜18g)には、牛乳150ml分に相当するカルシウムが含まれています。忙しいランチでも手軽に栄養をプラスできます。
このカルボナーラの栄養について
カロリーばかりに目が向きがちですが、牛乳・卵・チーズを組み合わせることで、この一皿で30g以上のタンパク質を摂取できます。
栄養バランスを整えるため、不足しがちな野菜としてアスパラガスを加えています。キャベツやブロッコリーで代用しても美味しく仕上がります。
カロリーが気になることもありますが、たまには大好きなものを食べて、その瞬間を楽しむことも大切ですよ (˘︶˘♡)。.:☆
📊 栄養成分比較:パルメザン vs プロセスチーズ
(可食部15gあたり)
| 食品名 | エネルギー (kcal) | タンパク質 (g) | 脂質 (g) | 炭水化物 (g) | 食塩相当量 (g) | カルシウム (mg) |
| パルメザン(自然チーズ) | 67 | 6.6 | 4.6 | 0.3 | 0.6 | 200 |
| プロセスチーズ(スライス等) | 47 | 3.4 | 3.9 | 0.2 | 0.4 | 95 |

NUTRITION FACTS : Japanese Carbonara Made With Sliced Cheese

【完成品1人あたりの栄養成分】
- エネルギー: 888 kcal
- タンパク質: 32.8 g
- 脂質: 47.3 g
- 炭水化物: 88.6 g
- 食塩相当量: 6.0 g

新鮮なアスパラガスの香りと食感を活かしたレシピをご紹介します。それぞれの記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。👉 Recommended recipes using Asparagus
🛒 材料(1人分)
- パスタ・野菜
- スパゲッティ(1.7mm):100g
- アスパラガス:3本(約50g)
- にんにく:8g(スライス)
- ベーコン:30g(食べやすい大きさにカット)
- ソース・調味料
- 牛乳:50g
- 低脂肪生クリーム:50g
- スライスチーズ:15g(1枚)
- 鶏がらスープの素(コンソメ):3g
- オリーブオイル:4g
- 卵黄:1個
- 黒こしょう:適量
- 茹で用
- 水:1000ml
- 塩:3g
🍳 作り方



1. 下準備
- アスパラガス: 根元の硬い皮とはかまを取り除きます。
- にんにく: 薄切りにします。
- ベーコン: 小さめに切ります。
2. パスタを茹でる
- ① 電子レンジの場合: パスタ、塩、水を専用容器に入れ、600Wで12分加熱します。
- ② 鍋の場合: 沸騰したお湯で7分茹でます。
- ポイント: 茹で上がる最後の2分でアスパラガスを投入し、一緒に茹で上げます。
3. ソースを作る
- フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくとベーコンを弱火で炒めます(焦がさないよう注意)。
- 一度火を止め、牛乳、低脂肪生クリーム、鶏がらスープの素を加えます。
- スライスチーズを加え、完全に溶けるまでよく混ぜます。
4. 仕上げ
- 茹で上がったパスタとアスパラガスをフライパンに入れます。再び火をつけ、サッとひと煮立ちさせます。
- 注意: 水分を飛ばしすぎないようにしてください。
- 別のボウルに卵黄を用意しておきます。フライパンのパスタとソースをボウルに移し、手早く混ぜ合わせてクリーミーに仕上げます。
- 器に盛り付け、黒こしょうを振れば完成です!
💡 シェフのコツ:
卵黄を熱いフライパンではなく「別のボウル」で混ぜることで、卵が固まるのを防ぎ、シルクのように滑らかなカルボナーラに仕上がります!
📖関連リンク:この記事の英語版はこちらをご覧ください![Easy Japanese Carbonara Made With Sliced Cheese]
コメント