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🐍 Uzaku:うざく(鰻の蒲焼ときゅうりの酢の物)
🍽️ うざくとは?
うざくは、鰻(うなぎ)の蒲焼を、甘酢で和えたきゅうりと一緒にいただく料理です。鰻はその見た目から蛇のようにも見えますが、実は非常に珍しい生態を持つ魚です。川や湖で育ち、産卵のために海へと向かいます。
- 味の特徴: 「蒲焼」は、濃口醤油、みりん、砂糖、酒を合わせた濃厚なタレを塗り、香ばしく焼き上げる料理です。鰻の濃厚な脂の旨味と、きゅうりのシャキシャキとした食感、そしてお酢の酸味は驚くほど相性が抜群です。
- 入手方法: かつては高級な贅沢品でしたが、養殖技術の向上により現在では比較的入手しやすくなりました。多くのスーパーでは、すでに蒲焼として調理された状態で販売されています。
豆知識 💡
- 「冷凍うなぎのかば焼き」は、アジア系スーパー(Hマートやミツワなど)の冷凍食品コーナーで、タレ付きでよく売られています。
- 解凍と温め方のコツ:私は自宅で電子レンジで数分温めます。うざくに使う場合は、温めると酸味が抜けるので、冷ましてから使いましょう。
- うなぎの風味: 脂がのった濃厚な食感です。身はふっくらと柔らかく、皮は香ばしいです。
- 代用品: 穴子のかば焼きは、一般的なうなぎのかば焼きに比べて比較的安価です。スーパーで購入できる「かば焼きのタレ」も人気です。ベジタリアンの方は、はんぺんやちくわなどの魚のすり身、豆腐、ナスなどを使うのもおすすめです。
📅 日本の風習:土用の丑の日
一般的に「土用の丑の日」といえば夏のイメージが強いですが、実は春・夏・秋・冬それぞれの季節に「土用」の期間があり、年間で計5〜7回ほど巡ってきます。
年間の詳細
- 土用の回数: 立春・立夏・立秋・立冬の直前、それぞれ約18日間を指します(計4回)。
- 丑の日の発生: 日にちには十二支が割り当てられており、12日周期で巡ってきます。そのため、ひとつの土用(18日間)の間に丑の日が1回、または2回(二の丑)ある年が存在します。
- 夏の土用: 最も有名で、例年7月19日〜8月6日頃にあたります。
- 2025年の実績: 1月20日、2月1日、4月26日、7月19日、7月31日、10月23日、11月4日の計7回でした。
習慣と文化
夏の暑さを乗り切るために、鰻や「う」のつく食べ物を食べて精をつける習慣が有名です。
- 地域の違い:
- 関西: お腹側から切る「腹開き」。
- 関東: 背中側から切る「背開き」。関東では焼く前に一度蒸す工程があり、よりふっくらと仕上げるのが特徴です。
- 健康効果: 高タンパク・高カロリーで、現代人に不足しがちなレチノール(ビタミンA)が非常に豊富です。夏バテ予防や体力回復に最適な「機能性食品」といえます。
🍱 鰻の代表的な食べ方
- うな重: 最もポピュラーな食べ方。漆器などの重箱にご飯と蒲焼を盛り付けます。
- う巻き: 鰻の蒲焼を芯にして巻いた、贅沢なだし巻き卵。
- うざく: 今回ご紹介する、さっぱりとした酢の物の小鉢。
📊 栄養成分表示
【2人分 合計】
- エネルギー: 228 kcal
- たんぱく質: 15.0 g
- 脂質: 13.0 g
- 炭水化物: 13.0 g
- 食塩相当量: 2.6 g
【1人分 あたり】
- エネルギー: 114 kcal
- たんぱく質: 7.5 g
- 脂質: 6.5 g
- 炭水化物: 6.5 g
- 食塩相当量: 1.3 g

🥗 「うざく」の作り方(2人前)
- きゅうり: 100g
- 塩: 2g(下準備用)
- ☆ お酢: 18g
- ☆ 砂糖: 7g
- ☆ 薄口醤油: 4g
- 鰻の蒲焼: 60g
- 生姜: 4g
🥗 調理手順
- きゅうりを2mm厚さの輪切りにします。
- きゅうりに塩を揉み込み、10分置いてからしっかりと水気を絞ります。
- ☆の調味料(酢、砂糖、醤油)を混ぜ合わせ、電子レンジで20秒加熱して砂糖を溶かします。
- 絞ったきゅうりを、この合わせ酢に浸します。
- 鰻の蒲焼を1cm幅に切ります。
- 生姜を細い千切り(針生姜)にします。
- 器にきゅうりを盛り、その上に鰻を乗せ、最後に生姜を添えて完成です。

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