鶏ごぼうってどんな料理??
揚げた鶏肉とごぼうに醤油のタレを絡めました。鶏のからあげも十分に美味しいのにごぼうの風味が加わって旨みが増します。旨味とは、香りや風味など、味に深みを与えるものです。
白ごはんが欲しくなる味です。おかずがこれだけでも大満足できますよ。
スーパーのお総菜でも定番なのですが、これはもしかすると九州特有なのかもしれないです。
ごぼうの皮は香りが良いので、完全に取り除かずに少しだけ残しておきます。 包丁の背を使って、ごぼうの表面の汚れを丁寧に削ぎ落とします。
ごぼうは空気に触れると変色するので切ったら水にさらしましょう。水に放したら長く放置せずに、ざるに上げて水けをよくきり、色が変わらないうちに手早く調理します。この工程を「アク抜き」といいます。
春から初夏には、新ごぼうが登場します。普通のごぼうに比べ、アクも少なめ。柔らかくて火が通りやすいのが特徴です。なので新ゴボウを使用する場合はアク抜きは必要ありません。
ごぼうってどんな食材?
ごぼうはキク科の野菜で、ユーラシア北部が原産と言われています。 日本には平安時代に薬草として中国から伝わりました。 一般的に食べられるようになったのは江戸時代です。
日本ではなじみ深い食材ですが、世界では日本、韓国、台湾など一部の地域でしか食べられていません。
購入する際は乾燥を防ぐために泥が付いているものを選ぶことをおすすめします。 ごぼうは太すぎるとスが入っているかもしれないので、直径2cm程度が最適です。
ごぼうの食物繊維含有量は100gあたり5.7gと野菜の中でもトップクラスです。
ごぼうにはポリフェノールが豊富に含まれていることも知られています。 ポリフェノールは、体に有害な活性酸素を分解し、老化や生活習慣病を予防する栄養成分です。 ポリフェノールは日本人の食事摂取基準では摂取推奨量は定められていませんが、積極的に摂取すべき栄養成分です。
ごぼうやれんこんなど変色しやすい野菜は、調理する前に「アク抜き」(水にさらしてアクを抜く)という作業を行います。この工程ではポリフェノールも流出します。 したがって、水に浸す時間は5〜10分だけにしてください。
たたきごぼうなど見た目が白い料理では、ごぼうのあくぬきに酢水を使います。
材料(3人分)
- 鶏もも肉 320g
- 塩 1g
- 小麦粉(クッキングフラワー) 16g
- 油 22g
- ごぼう 100g
- ごま油 12g
- ☆醤油 25g
- ☆砂糖 15g
- ☆みりん 10g
- ☆酒 20g
鶏ごぼうの作り方(*ˊᵕˋ)♡‧₊
➀ ごぼうの皮を包丁の背でそぎ落とします。
②ごぼうを削ぎ切りにします。切ったごぼうは変色を防止するためすぐ水に浸しましょう。
③鶏もも肉の皮を取り除き、一口大に切ります。 ※カロリーダウンのため皮を取り除いています。
④鶏もも肉に塩を揉み込みます。
⑤鶏もも肉に小麦粉をまぶします。 べたつきにくいクッキングフラワーを使用することをお勧めします。
⑥鍋に油を熱し、170度で8分揚げます。 摂氏 170 度は華氏 338 度です。 油の量は鶏肉の半分が隠れるくらいが目安です。
⑦揚げたらバットにとって油を切ります。
⑧肉を炒めている間に、フライパンにごま油を熱し、ごぼうを炒めます。
⑨ごぼうの水分がなくなったら火を止めます。
⑩フライパンに鶏もも肉、醤油、砂糖、みりん、酒を入れて強火にかける。
⑪醤油の香ばしい香りがしてきたら完成です。
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